Artcaver

アートカバー

アートカバーとは
— 誕生物語 —

アートカバーとは

地味な色が多く隠すことを前提として作られている補聴器を、おしゃれでオリジナルのものにカスタマイズできるカバーのことです。
両面テープもしくは、つけ爪用の両面テープを使い補聴器の側面に貼り付ける事で自由なおしゃれを楽しむことができます。
ネイルアートのように、ラインストーンやラメ、金箔、スワロフスキーを使用することでき、補聴器販売店でイヤモールド(特注耳栓)をアートカバーに合わせて作ると、よりおしゃれな仕上がりになります。
子どもから大人まで、それぞれの心に思い描く補聴器を身につけることができるアイテムです。

アートカバー誕生物語

補聴器は身近なものでありながらも、なぜか多くの人が抵抗を感じているという現状があります。
「メガネと同じくらい、補聴器も日常の一部となるべき」という想いを胸に、私はこの状況を変えるべく活動しています。

私は幼少期から補聴器を使用しているので、補聴器を含めてが「松島亜希」だと思っています。
しかし大学時代のボランティア活動を通じて、補聴器がどれほどマイナスに見られているのかを肌身に染みて感じました。
特に子どもたちは補聴器に興味を持つことがありますが、その一方で大人たちはそれを遠ざけようとすることが多いのです。

「補聴器も私の一部。隠すのではなく、分かち合いたい」という想いで、悩みながらも前向きに突破口を探る日々でした。
「キラキラな補聴器」というアイデアに行き着いた私は、デコレーション用シールを補聴器に貼ってみることにしました。

キラキラにさせたことで子どもたちとのコミュニケーションがグッと増えたのです。
「かわいい」「見せて」と笑顔で近づいてくる子どもたちとの対話が生まれ、理解が広がっていったのです。

そして、アートカバーの制作には補聴器のプロの協力が不可欠だと考え、私の活動と想いに共感してくれた補聴器店と連携して、長年温めてきたアイデアをカタチにする道を歩み始めました。

2019年7月に松島亜希のアイデアが形になったアートカバーの販売を彩希〜Beautiful Ear〜(のちにアート補聴器「十彩」となる)で開始しました。
お客様に作成いただいたデザイン画から作るプランと、十彩スタッフのヒアリングのもとデザイン画から作り上げるプランの二本立てでアートカバーを提供しています。

一人の補聴器ユーザーの想いから生まれたアートカバーは、補聴器・人工内耳ユーザーに新たな展開と笑顔を届けていってます。

アート補聴器「十彩」は、「おしゃれ」を軸に補聴器・人工内耳ユーザーを取り巻く環境をポジティブに変えていくという使命を胸に活動を展開していきます。