隠すのではなく、魅せるアート補聴器「十彩」- toiro –
生まれつき重度難聴で1歳半から補聴器ユーザー。
「希望の多い未来への種まきをする」という信念のもと、10代の頃から聞こえる子どもたちとの関わりを持ち続ける。
その中でずっと感じてきた心に刺さる視線や雰囲気。「補聴器を見てはいけない。触れてはならない。」
なんとか向き合うキッカケが欲しい…
その一心で長年考え続けた結果たどり着いたのが「補聴器を魅せる」という事だった。
おしゃれ補聴器にするだけで笑顔の会話が増えて、トイレの鏡では自分の耳元を見てニコニコしてしまう。
また街の中では見知らぬ人に褒められる。
夢にまで見た展開と、笑顔になるエピソードの数々を経験し、自分と同じように世界がガラリと打って変わって明るく楽しいものに思えてくる喜びを、また「自分を魅せる」という希望を多くの人に届けていきたいという思いから、アートカバーの制作を本格的に始動させた。
プロフィール
2017年 | 長年にわたる子どもたちとの関わりからヒントを得て、補聴器を隠すのではなく魅せる。着せ替えできるアートカバーのアイデアを思いつく。 |
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2018年 | 野外活動を通じてユニバーサルな場づくりを提供する「いころ」を立ち上げる。 大阪府箕面市・池田市を拠点に活動するよさこいチーム よさこい連「わ」で踊り子としての活動を行う。 |
2019年 | 認定補聴器技能者の協力を得て商品化。販売開始。 |
2020年 | ネイリストや補聴器ユーザーを仲間に迎える。 |
秋葉原、梅田、大阪本町に店舗を構えるリスニングラボさん |